お知らせ

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【平成26年11月22日開催】自死問題シンポジウム「むきあう・ささえる・つながる~依存症の問題から自死問題を考える~」

            東京司法書士会 自死問題シンポジウム
      「むきあう・ささえる・つながる~依存症の問題から自死問題を考える~」
 
1 主 催  東京司法書士会
2 日 時  平成26年11月22日(土曜日)
        13時30分~16時50分(開場・受付開始13時00分)
3 場 所  明治大学中野キャンパス5Fホール
        (東京都中野区中野4-21-1、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線
         中野駅北口徒歩約8分)
4 テーマ  「むきあう・ささえる・つながる~依存症の問題から自死問題を考える~」
5 対 象  どなたでも参加可 
6 参加費  無料
7 開催趣旨
 現代日本は、内閣府平成20年版国民生活白書によると、その調査回答者の過半数以上が「ストレスを感じる」と回答しており、まさに「ストレス社会」といえる。
 
 ストレスの要因には職場や家庭の人間関係・仕事の重圧・経済的な事情など様々な要因があり、これらのストレスを解消するために何かに頼ってしまうことは誰もが経験することではないだろうか。しかし、過度にその対象に執着し、ついには止めたくても止めることができない状態になったときに、依存症の問題となる。その対象は、アルコール、ギャンブル、買い物、ネットゲーム、人間関係、薬物など多様である。依存症が、緩やかに自らを傷つけ、最悪の場合には、死に至ることすらある問題であるということは、対象に関わらず共通する。しかし、依存症に対する誤解も大きく、依存症に囚われた方の家族が、イネーブリング(本人に同情し手助けをし、不始末の尻拭いをするなど助力をすること)でむしろ本人の依存を強めていることもある。
 
 私たち司法書士は、依存症の方、そしてその家族が多重債務、家庭不和、解雇、生活苦などの問題を抱えていることを実務の中で経験してきた。しかしながら、表層的な問題の解決にとどまり、依存症のために悩まれている方の根本的な問題の解決に必ずしもつなげてくることができなかった。そこで、私たち司法書士、そして、依存症の悩みを抱える方の周りにいる市民の方一人一人が自死に至ることを防ぐゲートキーパーとなることができるように、依存症の問題の実態を知り、どのような役割を果たすことができるのかを考えるために本シンポジウムを開催する。
 
8 共 催   東京都
9 後 援   日本司法支援センター東京地方事務所
        東京都民生児童委員連合会
        一般社団法人東京精神保健福祉士協会
        一般社団法人東京臨床心理士会
        公益社団法人東京社会福祉士会
        日本司法書士会連合会
 
10 プログラム
 
 第1部 基調講演
 「どうして依存症(アルコール、薬物、その他)になるのか?―「依存症」からの回復援助のために知っておきたい7つの考え方―」
    講師 森川 すいめい 氏(世界の医療団理事、精神科医)        
 
 第2部 パネルディスカッション
       「~依存症の問題から自死問題を考える~」      
  パネリスト
   森川 すいめい 氏
   武澤 次郎 氏(NPO法人ジャパンマックGM)
   河西 有奈 氏(臨床心理士、白峰クリニック)
   植松 育子 氏(司法書士、神奈川県司法書士会人権委員会委員長)
  コーディネーター
   中村 貴寿
   (司法書士、東京司法書士会多重債務・自死問題対策委員会委員)
 
 
 
 
 
自死問題シンポジウムチラシ(確定版).jpg

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